
2022年12月19日、銀座にてディナーショーを行った元Apeaceのウォンシクとワンチョル。
ショーの後、公演に対する彼らの思いや2023年に向けた抱負などたくさん語っていただきました。チグソグ独占インタビューを<前編><後編>の2回に分けてお届けいたします。

「不安を二人で乗り越えることができた」
ーディナーショーを終えられていかがでしたか?
ウォンシク:ディナーショーは初めてでした。昔から(ディナーショーを)やりたい、やりたいという話をしていて。ディナーショー自体は行ったことはあるんですけれど。「ああ、こんなことやってみたいな」と思って、二人で話していたんです。
ワンチョル:うん!
ウォンシク:思った以上に楽しかったし、みんなもすごく温かい気持ちで帰ったんじゃないかなと思って嬉しい一日でした。
ーそれはよかったですね。
ワンチョル:はい。今までは色々な事情でできなかったんですけれど(笑)
今、シクはシクなりに僕は僕で個人活動を新しく始め、別々に活動をしていましたが、今回はお互いディナーショーは初めてだし、色々不安もあったし、でもその不安を二人で乗り越えることができました。

「初めて知りました。みんな結構飲めるんだなと(笑)」
ウォンシク:ニョッキがおいしかったです(笑)
ーニョッキ!ニョッキは美味しいですよね~!
ウォンシク:はい(笑)
ワンチョル:プリンもね!
ウォンシク:あ、プリン!プリンが一番おいしかったです!昨日いらっしゃったらよかったのに!(笑)
ー(笑)あ~行けばよかったです。
ワンチョル:そうですよね~(笑)
ウォンシク:待ってましたよ!(笑)
ーははは。ありがとうございます。
ディナーショーというファンの方と触れ合う特別な機会は韓国ではあまりないですか?
ワンチョル:ん~。韓国にもたぶんあると思いますが、あまり聞かないですね。
ウォンシク:詳しくはわからないですけれど、トロット(演歌)歌手のイメージが強い。日本では文化というか、みんなディナーショーをやるじゃないですか。
ーそうですね。
ワンチョル:韓国はあまり・・・。

ーいつものライブとは違って、お客さまとも近いし、お客さまの反応など何か感じましたか?
ウォンシク:(ディナーショー当日が)誕生日の方もいらっしゃって・・・。
ワンチョル:3人くらい。
ウォンシク:泣きましたね。
チョル:超泣きましたね。その方が抽選会で当たりまして、すごかったです。
ウォンシク:二人のディナーショーは初めてだったから、シャンパンを作ったんです。
ーわ~!すごいですね!
ウォンシク:二人の顔を入れて。
ーへぇ~~!
ウォンシク:10本だけ!抽選でその誕生日の方が当たったんです!
ーそれはもう本当に嬉しいプレゼントになりましたね。ファンの方とても喜ばれたでしょう?
ワンチョル:はい。泣いてました。
ーそうやって感激してくださって嬉しいですよね!
ワンチョル:あと面白かったのは、お酒が飲めるじゃないですか?
ーはい。
ワンチョル:ある方は(顔が)真っ赤になって。
ウォンシク:あはは!
ワンチョル:それでも飲んでて。
ウォンシク:ショーの後にサイン会をやるんですが、とても酔っていて舌がまわらなくなって(笑)「私、5杯飲んだよぉう」みたいな。だから僕は「家にちゃんと帰るんだよ」と言ったんですが(笑)
ワンチョル:ステージの上から見るとお客さんのテーブルも見えるんですが、お客さんのテーブルの上には料理で空いたお皿の数より、飲んだ後のグラスの数がとても多かったです(笑)
ー皆さん、たくさん飲まれたんですね。
ウォンシク:初めて知りました。みんな結構飲めるんだなと(笑)
ーお酒もそうですが、やはりお二人に会えたことが嬉しくて顔が赤くなったんじゃないですか?
ウォンシク:と、いうことです!(笑)

「観光地より現地の人が行くようなところが好き」
ー前回のインタビューでは日本の好きな場所をお聞きしましたが、今のソウルでお二人がお勧めするスポットや食べ物などはありますか?
ワンチョル:ん~、今だったら・・・皆ソウルの方によく行くと思うんですけれど、「蚕室(チャムシル)」というところが映画館もあるし、すごく大きいデパートがあって、イルミネーションがたくさんあって飾りが多くて。
ーソウルのイルミネーションって綺麗なんでしょうね。
ウォンシク:日本には負けます!
ーえ~!そうですか~?
ウォンシク:銀座とかすごいですよね。
ー銀座はお店がそれぞれキラキラしてますけど、ソウルは例えばロッテワールドとか施設などのイルミネーションがすごい綺麗だなと思った記憶があります。


ウォンシク:明洞(ミョンドン)だと新世界百貨店がクリスマスになるとLEDをやるんですよ。それがすごい話題になっていて、韓国人も見に行ったりします。
ー韓国のカップルもイルミネーションを見に行ったりしますか?
ウォンシク:そうですねぇ。うらやましいですねぇ~(笑)
僕は海外行ったら観光地より現地の人が行くようなところが好きなんですが、最近韓国では聖水洞(ソンスドン)というスポットが人気なんです。最近行きましたが隠れ家のようなお店を探すのが楽しくて。
ワンチョル:あと、明洞から次の駅までの間に屋台があるんですが、みんなが外でご飯を食べたりお酒を飲んだりしているんですが・・・鍾路(チョンノ)のあたり?
ウォンシク:うん、鍾路の先。仁寺洞(インサドン)のあたりは人が多すぎて歩けないくらいです。それこそ屋台なんですけれど。レトロが流行っていて、鍾路がすごい昔の雰囲気で人が多すぎるんです。屋台でお酒飲んだり、食べたり、道は歩けないくらいです。
ー冬の屋台って寒くないんですか?
ワンチョル:服をいっぱい着て、あったかい鍋食べるから(笑)
ー昔よくソウルに行っていたとき、おでんを食べました。
ウォンシク:でもおでんは日本の食べ物じゃないですか(笑)
ーははは!でも韓国のおでんも・・・。
ウォンシク:ちょっと味が違うんですよね。
ワンチョル:シクの家族が韓国でおでん屋さんをやってるんです。
ーへぇそうなんですか。今度行ってみたいです!
ワンチョル:梨水(イス)駅にあるんですけれど。
ー本当ですか~!
ウォンシク:でも本当は韓国のおでんは釜山(プサン)が一番です。有名です。日本でいうと大阪みたいな町です。
ーちょっと賑やかな地元感がある感じですかね。
ウォンシク:そうです。そうです。第二の都会ですね。
ーだいぶあちこちに行けるようにようになりましたもんね。
ウォンシク・ワンチョル:そうですね!
ワンチョル:釜山は新幹線みたいなKTX(韓国高速鉄道)で3時間で着きます。あれ?2時間半かな?(笑)

<後編>に続く。お楽しみに!