
リメイクドラマ『ごめん、愛してる』
近年、日本では多くの韓国ドラマがリメイクされていますが、まず最初に思い浮かぶのはやはり『ごめん、愛してる』ではないでしょうか。
原作は2004年に放送され『冬のソナタ』に次ぐ大ヒット!
ソ・ジソブの代表作となり、彼のファッションやセリフを真似する「ミ・サ廃人」(原題『ミアナダ、サランハンダ』の熱狂的ファン)が出現するほど。野良犬のように育った悲運の男の演技が素晴らしくて、私もすっかりファンになりました。あの表情といったら・・・
今思えば交通事故、病気、復讐、すれ違い・・・韓国ドラマあるある要素満載です。
ソ・ジソブが演じるムヒョクが最後にバイクを走らせるシーンが印象的で、すごい量の鼻血を流しながら運転している姿は忘れられません。
イム・スジョン演じるウンチェがムヒョクの墓の前で命を絶ち、そのニュースのFAXが送信されてくるエンディングには、一瞬息が止まるくらいびっくりしました。え~!!!!!放心状態です(笑)
そして何よりもこのドラマと言えばムヒョクがウンチェに「ごめん、愛してる」と別れの電話をするシーン。皆さん絶対ここで涙腺崩壊したことでしょう。私もこんなに泣いたことあったかな、というくらい泣きました。想像を超える展開と衝撃の結末、切ない、いや切なすぎました・・・
劇中に流れるパク・ヒョシンの「雪の華」が本当に良くて。この楽曲の良さも改めて実感しました。
日本では2017年に長瀬智也、𠮷岡里帆、坂口健太郎、大竹しのぶと豪華キャストで放送。
原作とは異なり、ヒロインの吉岡里帆が前向きに生きるエンディングになっています。長瀬智也の強面ながらも時折見せる純粋さや温かさのギャップがいいんですよ。韓国版ほど重い感じはなくリメイクされています。
私の気になる鼻血シーンはバイクではなく車でした(笑)
長瀬智也の弟分役で出演していたイ・スヒョクにも注目していました🥰
そして宇多田ヒカルの主題歌「Forevermore」がまた絶妙なタイミングで流れるんです。
歌詞にも「愛してる」という言葉が出てきて、このドラマのために描き下ろした楽曲が涙を誘います。
13年の時を経てリメイクされたのは、ある意味すごいですね。あなたなら原作とリメイクどちらを観ますか?